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第一回 日本古典文学学術賞受賞、沖本幸子先生インタビュー
March.01.2021PRINT THIS PAGE

総合文化政策学部の沖本幸子准教授の著書『今様の時代――変容する宮廷芸能』(東京大学出版会、2006)が、第23回日本歌謡学会志田延義賞、第2回林屋辰三郎藝能史研究奨励賞、第1回日本古典文学学術賞の3賞を受賞されました。

『今様の時代――変容する宮廷芸能』
11世紀末から13世紀にかけて流行し、後白河院の『梁塵秘抄』に結実した歌謡「今様」が、どのように生まれ引き継がれていったか。京の都に出現した祝祭的エネルギーが宮廷芸能のなかに取り込まれていくダイナミックな変遷を宮廷芸能史のなかに描き出す。

主要目次
第I部 今様、宮廷へ――白河院の時代
第II部 後白河院の今様
第III部 歌から舞へ――後白河院以降

エネルギーに満ちていて底抜けに明るい沖本先生を、今回の受賞を機にACL WEBでご紹介することになりました。

インタビュアーはACLアカデミック・ディレクター、総合文化政策学部教授・杉浦勢之氏です。

自然に人をリラックスさせるという性質のお二方の対談は、涙を流しながら笑うような場面が多々あり(オフレコ部分を含む)、つい長く研究室にお邪魔してしまいましたが、その結果、とても読み応えのあるインタビューとなりました。

この模様を少しでも皆さまにお伝えできるよう、3回に分けてお届けします。

続きは「Part 1 今様への道――沖本幸子×杉浦勢之

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